公団住宅の歴史〜日本住宅公団のあゆみ:公団住宅〜公団住宅は魅力がいっぱい!

[参考]県営住宅

公団住宅の歴史〜日本住宅公団のあゆみ

2007年09月16日


公団住宅といえば日本住宅公団を思い浮かべる人が多いと思います。しかし日本住宅公団は、今は存在していません。1955年に設立され、住宅や宅地の供給を行なってきたのですが、1981年に住宅・都市整備公団法が成立して解散になりました。業務は住宅・都市整備公団が引き継いだのです。

公団住宅に住むって、かつては憧れのようなものだったんですよね。昭和40年代とか、公団住宅、いわゆる団地に住むのは時代の先端にいるような人たちだったんです。所得も中堅以上とか、それなりに社会的地位や学歴のある人たちが住んでいました。
公団住宅である団地はその後ますます大規模化して、ピーク時は1団地の世帯数が何千世帯とかになってくるようになると、だんだん高級化も薄れていったようです。
そして時代の流れとともに公団住宅は老朽化し、住民の高齢化も進んできてしまいました。
住宅の変革期に、日本住宅公団は、新しい独立行政法人の組織に生まれ変わったのです。

日本住宅公団の団地に住むのが憧れだった時代が嘘のように、今は旧日本住宅公団の団地に住み続けることで、様々な問題が深刻化しています。老朽化による建て替えの問題もそのひとつです。住民は高齢者が多く、所得は中堅クラスより低い階層が圧倒的に多いのです。高齢者にとっては、たとえ建て替えのための経済的負担がなかったとしても、引越しや仮住まいなどが簡単にできるわけではないのです。

かつてはひとつの団地がひとつの町のようだったのですが、今では住民の連帯意識も低くなっています。公団住宅は将来マイホームを買うための一時的な住まいと考える若い世代が多いからでしょう。そんな環境が高齢者の「孤独死」などを招いてしまっているのかもしれません。
高齢者への助け合いはもちろんのこと、子育て支援など、公団住宅のコミュニティ作りが必要になってきていると思います。

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